ルウガルソンの評判・口コミ

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ルウガルソンで働いて良かったこと

例えば給与面で言うと、年に一度、社長と賃金値上げの直接交渉の場面が設けられます。これは新卒1年目から10年選手まで一律同様に行われます。また、客先在中によるSEの技術派遣業界では「みなし残業」という扱いがごく一般的なのですが、一定の勤務時間を超えた先は（客先からは残業代を請求できないので）、会社が身銭を切り残業代を支払うという、独自の救済措置が設けられているようでした。あくまで給与面の一部を切り取った例に過ぎず、とにかく社員のモチベーションを維持するために、あらゆる面において社員1人1人に寄り添った社風を大切にしている会社でした。

先述した社風の点も手伝ってか、社歴の長い社員が多く、イコール経験値ベースによる技術力の高い社員が多く在籍していました。システムの設計から運用まで1人でこなすようなオールラウンドプレーヤーや、多くの有名企業で採用されている、IT技術のオンライン学習サイトの運営者も同社に在籍していました。技術力を高めたいという意向を持って入社した人にとっては、知識を高め技術を研鑽できる良い環境が整っていたと思います。

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ルウガルソンへの不満

客先に在中している技術要員はざっと80〜90人に対し、営業担当の社員が2〜3名で管理運営を回している状態で、端から見るとマンパワーが不足していました。営業の能力不足を指摘しているのではなく、そこまでキャパシティオーバーな働きをして、単純に体を壊さないか心配になってしまう塩梅でした。営業が増員され、1人当たりの持ち案件数が分散されれば、直接的営業以外に会社の売り上げを向上させる思案が出来たりしたのでは？と感じる時もありました。

これは同社に限らず、同じ業界の同じような規模の会社では一様に言えることかもしれませんが、社員のほとんどは客先在中の技術派遣であるため、人によっては、1年を通じて自社の社員とまったく顔を合わせていないような人も居ます。そのため、まず自分の会社の同僚・上司の顔と名前を一致して覚えることがほとんど出来ませんでした。全社的なイベントや飲み会等もあったようですが、実際には決まったメンツが小規模に行っているイメージで、部外者が参加するにはハードルが高かったように感じられました。

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ルウガルソンはホワイト／ブラック？

最も満足している点で答えた通り、給与面に対し非常に寛容なアプローチを取っていることであったり、四半期に一度の営業報告会では、社長自らが決算報告書を読み上げて内容を説明していて大変驚きました。ここまで社員に包み隠さず胸襟を開いて、「会社と社員で二人三脚」のスタンスを取っている会社は、昨今珍しいのではないのでしょうか。

この業界のこの規模の会社ですので、入社即時で高い報酬を得ることはなかな難しいと思います。が、満足している点で挙げた2点「社員に寄り添った社風」「技術力の高さ」を鑑みて、そこを踏みとどまり、中・長期的な成果や目標達成のイメージができる人にはマッチした会社だと思います。