ツアーオペレーターってどんな仕事？やりがいや将来性、向き不向きについて

一般のお客様がパンフレットやインターネットを見て申し込みされた企画型手配旅行を手配する仕事をしています。直接一般のお客様とやり取りすることはなく、対旅行会社やホテル等とやり取りをします。主に海外旅行におけるホテルや鉄道、オプショナルツアーの手配をしています。また出発後や、帰国後のクレーム処理や緊急対応もしています。海外旅行案件がメインになるため、私の従事している仕事では英語の読み書きは必須となります。

営業ではないのですぐに数字で評価はされませんが、年末に年間総手配本数で評価され、それが給料に反映されます。年功序列ではなく成果主義のためやる気がでます。

ツアーオペレーターは「完璧にこなして当たり前」という仕事のためミスは許されませんが、何もトラブル等なくお客様がご帰国されるとホッとします。たまに取引先の旅行会社よりお褒めの言葉を頂いたり、手配担当の指名を頂けると嬉しいです。

毎日、ホテル等の手配をしていると同じルーティンなので飽きることはあります。ツアーの内容はツアー毎に違うのですが、実際の作業はたいして変わりませんので、日々の作業にあまり変化がありません。繁忙期は残業が増え体力的にきついと感じることもありますが、一方で閑散期はほぼ依頼がなく何もすることのない時間が多くて無駄な時間を過ごしているなと感じることがあります。閑散期も他に何か業務があればいいのですが、天変地異や世界情勢に左右される業界ですのでこればかりは仕方ないとは思います。

この仕事では英語を使えることが必須となるので、英語が好きで得意な方が向いていると思います。またツアーの細かい事まで把握する必要があるので、細かい作業が得意な方、またもちろんですが海外旅行が好きな方が向いていると思います。

ツアーオペレーターの仕事に向いていないと思うのは、英語が嫌いで苦手な方です。英語は嫌でも毎日向き合わないといけないので、苦手な方や嫌いな方にとっては苦痛になると思います。またタイピングが苦手な方も向いていないと思います。処理本数が多いのでタイピングが遅いと業務についていけません。ミスを1つすると多くの人に迷惑をおかけすることになるので、正確性も問われます。

どちらとも言えないです。世界情勢がどうなったとしても旅行をする人がいなくなることはないと思いますが、ツアーオペレーターという業務自体は今後もあるのかどうか定かではありません。むしろAIが様々な分野に出てきている状況なので、この仕事もいずれなくなるのではという気もしています。そのためあまり、私からこの業界は勧めません。