協和日成の評判・口コミ

協和日成に満足していること

協和日成は親会社が東京ガスです。そして９割方の仕事が東京ガスが発注する仕事です。なので毎月の給料も大変安定しており、残業代や休日出勤に関しての割り増し給料はきっちりと支払われます。また年二回の賞与も安定してどんなに不況の中でも例年2.5ヶ月と中々優秀な額です。またこれとは別に5年ほど前から「期末手当」なるものを例年全社員に支給しており現金で10万単位、役職によっては５０万以上、平社員でも数年勤めている社員であれば30万円近くを貰えていました。

一応いわゆる普通の企業ですので始業時間が８時半就業時間が１７時半という決まりはありますが、私はエンドユーザー相手の営業職でしたので基本的に個人のお客様に係る仕事がある時に対応するというスタンスで仕事の時間帯は臨機応変でフレックスでした。お客様の都合で土日の出勤があることもありましたが、土日の場合は上司も先輩も緩いので仕事が終わったらさっさと退社してしまうということも出来ていました。なので比較的プライベートの時間は確保しやすい会社であったと思います。

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協和日成への不満

やりがいや面白みははっきり言って全くありませんでした。というのも、東京ガスの仕事であり東京ガスの看板で仕事をするので営業職とはいえお客様からすれば東京ガスしか選択肢が無いので、自分の営業の能力というよりは独占企業の下でお客様に東京ガスを契約させているという感覚でした。もっとひどく言ってしまえば別に成約しても成約しなくても他に仕事はあるからどちらでも良いという感覚すら部署内で蔓延していました。言ってしまえば最初から最後まで「出来レース」という感じです。ガス業界も電力会社と同じで自由化されましたがしばらくはこのような大企業病が続くだろうとは思っています。

最初の理由に絡みますが、独占企業であるが故に昔ながらの年功序列と事なかれ主義が蔓延していますので、仕事を通じた個人のスキルアップは到底望めません。また、年功序列であるが故に個人の能力は全く評価されません。完全に勤続年数と年齢だけで上に上がっていくという前時代的な企業です。営業職とはいえどれだけ件数をあげても評価に全く結びつきません。具体的には40代で年間50件成約しているA社員と20代で年間200件成約しているB社員では、当然A社員の給料が高くB社員が低いということです。差が出るとすれば同じ年齢の社員で同じだけの件数に差があったときにはじめて賞与で数万円の差がつくくらいというところです。なのでやる気のある方は意欲をなくすでしょうから個人のスキルアップに熱心な方には到底お勧めできない企業です。

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協和日成はホワイト／ブラック？

年功序列、事なかれ主義で仕事内容も常に同じようなもので勤めれば勤めるほど退屈になってきます。ですが、給与や年間休日日数、その他福利厚生については親会社が東京ガスという大企業だけあってかなり待遇は良いと思います。また、基本的に問題を起こさなければ順当に給与も上がっていくはずですのでそこそこのホワイト企業だと思います。

私自身はエンドユーザーを相手に商談をするという営業職でしたが、企業の分類としては建築業界に分類されます。なので社内の人間関係においては建築業界特有の体育会系と上下関係があります。今まで文科系の中で育ってきた方はそのような社風は苦手に感じられると思います。