中外製薬の評判・口コミ

中外製薬への入社理由・志望動機

職種が管理部門であり、文系の就職口として数少ない所でした。海外の大手製薬メーカーとアライアンスを結んでいて、国際的に活躍できそうだし、人材交流もあるというところが他の大手メーカーとの差別化ポイントでした。面接を担当された社員の方々も、笑顔が素敵で嫌な感じがしなかったので、内定を頂けてすぐ入社を決めました。

中外製薬での年収・給料：500～599万円

平均年収が他業界と比べても高いことに加えて、その中でもたくさんもらえるので満足していました。私自身のお金の使い方も自分の欲求を満たせればいいと思っているタイプなので、満足していました。昇給のペースは、数年間は割り振れらる業務は決まっているので、急激に上がることはないと思っていましたし、不満はありません。残業代もきちんと出るし、交通費や外部機関での資格取得費用もしっかりと出ていたので全く問題がありません。賞与は年に2回、給与の2ヶ月半分が出ました。

中外製薬のワークライフバランス

ワークライフバランスという言葉が、部内会議でも積極的に出され議論されていました。36協定や残業時間の他部署との比較の話も出ていました。休暇の取り方で年間19日の使い方は個人に委ねられていて、きちんと取得するように上司からも言われていました。強いて挙げるとすれば、海外のグループ会社の社員が1ヶ月単位でのバカンスを取るのが当たり前である風潮をよそ目に、社内の空気は日本古来の決まっている事には口を出してはいけないという空気感がありました。期待度が高かったために、どちらでもないという評価です。

中外製薬の福利厚生

会員制のジムや、国内テーマパークの割引など充実していました。大手のメーカーであるため企業年金制度もしっかりと存在し、新人研修時に説明を受けました。交遊費や交通費も社内ワークフローで申請を行って、しっかりと戻ってくるシステムがありました。退職した現在でも、企業保険の加入をさせてもらっています。ご結婚されている方は、育児休暇を取得して1年経ってから職場復帰をされていました。在宅勤務制度もありました。午前半休や午後半休もありました。数年働いた社員にはステップアップ休暇が取得できます。他にはリフレッシュ休暇、海外ボランティアへの参加、海外短期留学とありました。

中外製薬はホワイト／ブラック？

手厚い福祉厚生、36協定遵守の意識、研修制度、コンプライアンス意識の高さと整備されていました。大きな会社なので、多様なタイプの方がいました。高圧的に怒鳴ってくるタイプの人間がいることは残念でした。心を壊してしまう社員もいるという話を聞いていましたし、私はどちらかといえばそういう理由で退職しました。そのような社員のために健康相談室が用意されていました。私が関わった産業医の先生は現在ご退職されましたが、心のケアを長期間にわたってしてくださいました。大きな会社で長い歴史もあって保守的な空気があります。合う人には合う、合わない人には合わない会社というのが総評です。部署ごとの雰囲気は違うと聞きました。客観的にはホワイト企業だと思います。