プロネクサスの評判・口コミ

プロネクサスに満足していること

プロネクサスの業界は、証券印刷という独特な業界でライバル企業は1社のみという業界でした。しかも、顧客企業は株式上場企業と、株式上場を計画している企業のみという狭い世界で、ライバル企業と戦っていたのです。ところが、このような苛烈な競争状態にもかかわらず、自社が顧客企業に提供するシステムが使いやすかったり、営業マンの担当企業に対する対応が迅速などの評価を得た結果、業界シェアに差をつけて、不動のナンバーワンの地位を築いたのでした。これは、社員として誇らしい点でした。

社風としては、社員同士の競争をあおるのではなく、社員が一致団結して頑張ろうという風土がありました。このため、営業マンたちは、それぞれが担当する10社前後の顧客企業を懸命にまわり、仕事をこなすことができたのです。仮に、営業マン同士がライバル関係にあるような社風であったら、繁忙期に営業マン同士が助け合う雰囲気は生まれなかったと思います。その点、私は満足することができました。毎年4月5月の繁忙期に体調を崩したときには同僚営業マンに助けてもらうことができました。

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プロネクサスへの不満

仕事の最大の繁忙期が4月と5月に集中しており、この時期は、毎日終電まで仕事をこなさないと仕事が片付かない状況となった点は不満でした。これは、プロネクサスに問題があるのではなく、顧客である上場企業の決算期が3月末日に集中しているため、本決算作業や株主総会の準備作業が4月と5月に集中するために発生する現象でした。このため営業マンは、この時期は朝から夕方まで顧客企業をまわりつづけ、書類を提出したり、スケジュールの打ち合わせをするなどしていました。そして夕方に帰社してから、持ち帰った仕事を社内の別の部署に依頼したり、下請け企業に依頼するなどの作業をしたのです。このため、繁忙期は身体がクタクタになりました。

給料については、ほぼ完全な年功序列となっていました。このため、もっとも繁忙期に忙しくしている20代から40代の営業マンの給料は、300万円台から600万円台に抑制されていたのです。そして、管理職として昇進していくと同時に給料が上昇し、それと同時に繁忙期においても営業先に出向くことが減少し、肉体的な負担が減る仕組みとなっていたのでした。私は、人事制度を変更し、顧客を新規開拓した営業マンについては、給料を増やすか昇格させるかなどをして、年功序列的な給与体系をあらためてほしいと思っていました。

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プロネクサスはホワイト／ブラック？

ブラックかホワイトかという選択肢であるため、ブラック企業を選択しました。理由は、繁忙期において契約社員や派遣社員をあまり採用してくれないため、仕事がかなり忙しく、連日終電まで働かねばならないこともあるためです。この点はブラック企業だと感じました。

管理部門の社員はホワイト企業だと感じていると思います。理由は、ほぼ毎日定時で退社できていたからです。具体的には人事や経理などのスタッフです。管理部門の女性社員は、結婚して妊娠した場合でも、出産後に育児休業を取得して再び職場に復帰することも可能でした。しかし営業部門の女性社員は、妊娠すると退職するケースがほとんどでした。深夜残業をする余裕はないためです。