富士ソフトの評判・口コミ

富士ソフトへの入社理由

東証一部上場の独立系のITベンダーとして高い地位を誇り、40年の実績があるのは、魅力に感じました。ソリューション・エンベデッドを含め、関わりのない分野は無いと思うほどマルチに事業を展開しており、ドラマ撮影で使用されたり、年賀状ソフトも製作するなどです。また、クライアントも上場企業もしくは東京商工リサーチで一定以上の評点を得た企業でないと取引はしないという点も安心感を得られます。

富士ソフトで働いて良かったこと

他の同業他社に比べても基本ベース給は、新卒の頃から高くて魅力的でした。一般的には、実績もしくは役職が上がることで一般レベルの給与水準になると業界柄聞いていたのですが、その月収および年収の高さは魅力的でした。また、新卒でも喜べるほどの寸志が出ます。

IT企業には、組み込み系やソリューション系など分野がありますが、該社は、ほぼすべての事業を網羅しており、9つ以上の事業部があります。そのため、クライアントもメーカーをはじめ、様々な業種のクライアントがあるのは魅力的です。また、上記分野以外にも経費精算ソフトの販売代行やPCやUPSなどの周辺機器を扱う商社機能、年賀状ソフトも毎年開発しています。

富士ソフトへの不満

基本的に毎月36協定との戦いでした。クライアントの要望や上司のスケージュール、書類のワークフローなど時間を多く有するタスクが非常に多く、毎日終電に間に合うか否かの日々が続きました。途中から働き方改革で残業禁止の風潮は広がり始めましたが、作業効率が見直されることはなく、職員はプレッシャーがつのるばかりでした。

上記の通り、スタートからの基本給は、競合他社に比べても高いと思います。ただ、従業員数も多く、社内でも競争が激しいため、役職が上がらない限りベースのアップはほとんど見込めません。そのため、「最初は良かったのに」と思う方も多いです。

富士ソフトはホワイト／ブラック？

3年3割と呼ばれ、毎年300名以上の新卒を採用しますが、3年経過すると3割残っているか否かレベルです。非常に離職率も高く、残業も多い。ハラスメントも一部であるなど長期的に継続して勤務することは、難しい部署もあります。

IT企業というとよくインドアな印象を持たれ、上場企業ともなれば年功序列の風潮があるように見られがちです。しかし、該社は年功序列な考え方はなく、高いストレス耐性と向上心があれば、ある程度の役職まで一足飛びで昇進することも可能です。