明治安田生命の評判・口コミ

明治安田生命に満足していること

経験年数が長ければ長いほど、給料が上がる点です。特に入社5年を経過したあたりから月に10万円程上昇し、9年目を過ぎると更に上昇します。一応昇格試験があるものの、5年目に受ける試験は落ちる人はほとんどおらず、実質的には通過儀礼のようなものでした。また、全国転勤であれば加算もつきます。以上より、入社5年目までは年収500万円程で6年目からは600万、700万を超えてきます。実力に関わらずにもらえましたのでとても高いと感じていました。

まず全国転勤の場合、借り上げ社宅に住むことができます。この会社は住宅手当として定額が給与に上乗せされるわけではなく、一旦は会社名義で賃貸マンションなどを借り、会社が家賃を全額負担し、給与から社宅使用料という名目でその家賃の3割が天引きされます。もちろん家賃には上限がありますが、どこに住んでも基本的に3割負担ですみます。また、各種財形貯蓄制度もありました。利率も銀行の定期預金などとは比べ物にならないほど良く、毎年複利で増えていくので、資産を形成する上ではとても有効な手段でした。

明治安田生命への不満

この会社は、個人保険も法人保険も両方扱っておりましたが、どちらもあまりやりがいを感じる事が出来ませんでした。まず個人保険はお客さまのためというよりは営業職員にいかに保険を売らせるかということにフォーカスしすぎており、お客さまのためという視点はあまり感じられませんでした。法人保険はビジネスモデルが古く、また強豪と競い合っている点も、合計の死亡保障額であったため、医療保険やがん保険よりいかに死亡保険を売るかが大事でした。よって、あまり死亡保険の必要のない若い方にまで死亡保険を売らなければならなかったため、あまりやりがいを感じませんでした。

まず前提として、この会社に限らず、保険業界自体が飽和状態であり成長が望めない業界です。理由としては、少子高齢化社会により、保険が1番必要とされる家庭を持った労働人口の減少や、政府の低金利政策により、貯蓄性商品も売り止めや予定利率の引き下げがあり、どこの保険会社も保険を売ることにとても苦労してます。この会社においてもひと昔前の主力商品は銀行窓販をチャネルとした商品や年金、学資保険などが売れていたため、時代の影響を受け、売り上げを上げる事に苦労していた印象があります。

明治安田生命はホワイト／ブラック？

特に近年は働き方改革にとても力を入れていたため、8時以降の残業禁止や振替休日の取得などは徹底されていました。昔は休みがなかったり、残業時間も青天井であったりという雰囲気だったようですが、いくらか改善されているようです。

部署や営業所によっては、引き続き残業時間が多かったり振替休日が取得できなかったりするところは残っています。そこに所属している社員からするとブラック企業だと感じると思います。会社に残っているベテラン勢には依然として働き方改革の考えが浸透されていないと感じます。