第一生命保険の評判・口コミ

第一生命保険に満足していること

地方なので全体的に給与の水準が低い中、こちらの会社は他社と労働時間があまり変わらないにも関わらず、給与・福利厚生が充実していました。契約社員での採用でしたが、会社規定に定められた期間を勤めた後なら、産休・育休も取得可能という点が大きな魅力でした。制度があっても実際には利用できない雰囲気の会社もあると思いますが、こちらでは管理職、正社員問わず女性スタッフの多くが、産休・育休を利用できており、且つ復帰後も昇進、昇格をしていました。

契約社員での採用で、定時が9時〜17時、月収が15万円ほどでした。残業は繁忙期はやや多め（1日1時間〜2時間ほど）でしたが、パソコンのログイン履歴で残業時間が記録されており、働いた分はしっかり支払われました。東京と比べると高くはない給与ですが、地方都市では上位の給与でしたので、特に不満はありませんでした。契約社員からでも、年数やスキルを重ねて正社員に昇格し、給与が上がった人もいたので、それもモチベーションに繋がりました。

第一生命保険への不満

良く言えば伝統的、悪く言えば古臭い社風がありました。例えば、来客や上司へのお茶出しは事務職の女性が行って当然という雰囲気や、飲み会では女性がお酌して回らないといけないという雰囲気です。女性社員や女性管理職が多くいる中、このような雰囲気があるのが不思議でした。また、朝礼では全員がそろって体操をしたり、社訓を斉唱したりするのですが、こちらを勤務開始時間前に行うのが不満でした。歴史ある会社なので、こういった伝統的な面は仕方ないかと感じていました。

私のいた部署では、1か月おきに業務をローテーションしていくというルールがありました。このルールは、一見すると1人のスタッフが多種多様の業務に触れられ、オールラウンダーになれるという魅力があるのですが、実際は1か月では新しい業務を完璧に覚えるのには時間が足りず、また実務的なマニュアルを制作する時間がないため、次のスタッフに引き継ぐときに口頭やメモ書きで仕事を教えなければならないという現状がありました。このローテーションを3ヶ月、あるいはしっかりマニュアルを作ってから回せていれば、もっと効率的になるのになと感じていました。

第一生命保険はホワイト／ブラック？

会社のネームバリューにより社会的信頼を得られること、大手企業ゆえのしっかりとしたコンプライアンス、給与と福利厚生が整っているところ、サービス残業、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントがないところなどです。

「お茶入れを女性がしなくてはいけないなんて、男女差別だ！」「会社の飲み会なんて絶対行きたくない！」「繁忙期は残業が多いなんて、我慢できない！」と思う方は、この会社はブラック企業と感じるかもしれません。