第一生命保険の評判・口コミ

第一生命保険への入社理由

新卒のみの採用をしている組織でした。就職活動中にそのような組織があると知りました。いわゆる生保レディの仕事ですが、主婦の方が一軒一軒回って契約を取るのではなく、最初から割り振られた企業へ訪問し、そこで立ち募集をするというものでした。オフィス内は20代の女性ばかりで明るく、ここでなら営業でも元気に働けそうだと思い、就職しました。

第一生命保険で働いて良かったこと

基本的には個人の成績が求められる営業ですが、私が働いていた場所はチームで目標を達成していくという体制でした。もちろん個人の成績も求められますが、月毎に割り振られた数字をチームで達成することの方が求められていた気がします。そのため、チームの中でペアになって営業に行ったりと目標に向かって一緒に頑張れる環境だったのは嬉しかったです。

朝礼や夕礼はありましたが、それ以外の時間は基本的に自分で管理して働けた点は良かったと思います。外回りの仕事なので、一日中オフィスに籠って仕事をするよりは息抜きもできましたし、主に個人管理なので私用で抜けることもできました。

第一生命保険への不満

オフィスの在籍人数は多くて40人に満たないくらいでしたが、それでも私が働いていた時は、一ヶ月に最低1人は退職していました。数字に追われ就業時間が長かったり休日返上で働いたり、上司に叱責されたりと精神も体調も崩し辞めていく人が後を絶ちませんでした。それでも上司達は環境を改善しようとしなかったため、私も退職を決意しました。

新卒採用の組織だったため、研修後すぐに担当の企業を割り振られます。官公庁や大手企業、中小企業など様々でしたが、その営業先によってかなり成績に差が出ていました。警察や自衛隊担当の社員は基本的に全員安定して成績を出していましたが、小さな企業などを担当していた社員は月に一件取れるか取れないかというレベルのものもいました。それでも営業成績によって給料が上がるシステムだったため、その点はかなり不公平に感じました。

第一生命保険はホワイト／ブラック？

他社に比べて、営業職員へのサポートが整っていないと思います。車のガソリン代や駐車場代、営業先へ配るノベルティなどすべて自己負担で、一人暮らしをしている社員へのサポートもありませんでした。以上の点ももちろんですが、やはり割りにあっていないと思います。毎日朝8時頃には出勤し、夜は最短でも20時、顧客の都合に合わせなければならないため深夜まで働くものもいました。それでも残業代も出ず、あくまで自己管理という形でしたので、給与を時給換算すると700円ほどにしかなりませんでした。担当企業が数字の出やすい場所ならまだ良いですが、ほとんど人のいないような小さな会社を担当すると、給料を上げることも難しいです。

担当企業は基本的に自分では選べません。たとえ従業員が少なく、さらにアプローチのしやすい若い従業員もほとんどいないような場所の担当になった場合、根気強く通い詰めて人間関係を構築していく必要があります。(もちろんどの企業を担当しても人間関係の構築は必要ですが…)また、新規の顧客獲得だけでなく、既存の顧客へのサポートもきちんとしなければ他社に乗り換えられる可能性も大きいため気が抜けません。ですので、マメで粘り強く頑張れる方が良いと思います。