住友生命保険の評判・口コミ

住友生命保険に満足していること

生命保険会社の総合職員は全国転勤が基本で、営業職員の管理など（営業所長など）が仕事のイメージとしてあると思いますが、実際は幹部候補生として入社したいわゆるキャリア組として、仕事のやりがいや面白みがあります。例えば、私は入社後４年で自分より年上で社歴も長い一般職員数名が部下になりました。また、営業現場の拠点長の仕事も総合職員の約半数は未経験で、本社部門の仕事も資産運用、営業企画、契約事務など、実に多様です。

全国転勤を伴う定期異動があるという制約を抱えつつも、処遇は良い方だと思います。初任給を見ると、他業種とさほど差はありませんが、４年目、１０年目、１４年目に順調にいけば昇格する機会があり、１０年目の昇格で年収はほぼ１０００万円に到達します。３年に１度程度のペースで異動があり、職務が変わるため、スペシャリストのような専門知識を身に付けるのは困難ですが、ゼネラリストとしてこの給与は破格の厚遇だと思います。

住友生命保険への不満

成果報酬型の職務ではないうえ一定期間で異動を繰り返す職種であることから、責任の所在も明確ではない点や、一定の処遇が約束されている安心感からか、危機感や向上心を根拠として成長・スキルアップを目指す人は少ないように感じます。若い頃に、自分の倍は給与をもらっているであろう上司や先輩が本気で仕事をしていない、あるいは役に立っていないという場面をしばしば目にして、モチベーションが下がるという経験をすることは、よくあることです。

入社したころと比較すると、労働環境はかなり改善していると思いますが、それでもまだ時代に追いついていない感じはあります。ワークライフバランスを考えるのであれば、まずは子を持つ職員が男女関係なく、仕事と育児を両立できる環境を整えることが重要と思いますが、部署によっては、まだ、若手の職員が最も忙しく残業して仕事をしている場面が見受けられます。それでも、多くの部署では総労働時間も減少しており、一定程度の改善はみられていると思います。

住友生命保険はホワイト／ブラック？

現在は労働基準監督署などの指導や社外の目もあり、労働環境はだいぶ改善されてきていると感じます。２０時最終退館運営や休暇取得トレースなど、私が入社した頃と比較すると社内制度も充実しており、働きやすい環境になったと感じます。

端的にいえば、人間関係がうまくいっていない人だと思います。会社としての制度は充実してきているものの、例えば、厳しい指導をする上司や先輩がいて、その人との人間関係がうまくいっていない人がいた場合、その人は、会社全体をブラック企業であると感じるかもしれません。